紫外線を浴びることは、細胞へのダメージになり、シミやシワといったものの原因にもなりえます。
そのことから、私達は紫外線をとにかく避けようという意識になりますが、紫外線を浴びることは全てが全て悪いものではありません。
紫外線には健康効果もあるってご存知でしたか?
ここでは紫外線を浴びることによる健康効果についてご紹介します。
紫外線はビタミンDの合成を助ける
小学生頃、日光を浴びると植物は光合成をすることを習ったと思います。
それと同じように、人間は紫外線を浴びることでビタミンDを合成する力があることが分かっています。
ビタミンDにはさまざまな健康効果があるため、体を健康に保つには、ビタミンDは必須だと言えます。
ビタミンDの健康効果とは
ビタミンDとは、骨や筋肉の成長を促し、神経や筋肉の動きを正常に保つという健康効果を持った栄養素のことです。
この栄養素が体内にあることで、身体は丈夫に育ち、まともに動くということです。
ところが日光や紫外線を避けて過ごし続けていると、この栄養素が合成されないことによって、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といった現実的な被害が出る他、子供では骨の正常な成長が妨げられる、といったことも起こりえます。
飲む日焼け止めを飲んで朝の散歩に
実際に紫外線を浴びなかったことで、ビタミンD不足になって、骨粗鬆症などで健康が阻害されてしまった人は多くいます。
紫外線を浴びないことは大事ですが、それによって健康を残っては意味がありません。
そんな事態を避けるには、紫外線を避け続けるのではなく、たまには外に出てみることです。
早朝のような紫外線がそんなに多くない時間帯を狙って、飲む日焼け止めを飲んで散歩に出かける、といったことをしてみると、ビタミンDの不足を防げます。
また、食品やサプリメントでビタミンDの摂取をすることも重要になるといえるでしょう。