飲む日焼け止めにも含まれるポリフェノールの作用

飲む日焼け止めの主成分はサプリ毎に少々異なりますが、基本的に抗酸化作用のあるものが使用されています。
中でも多くの飲む日焼け止めに使われているのが、ポリフェノールです。
ワインなどでもおなじみのポリフェノールですが、調べてみると実に様々な種類のものが存在します。
ここでは、飲む日焼け止めに使用されているポリフェノールの種類についてお話します。

ポリフェノールとは

ポリフェノールと一口にいっても、実は5000種類以上あることをご存知でしょうか。
ポリフェノールというのはほぼすべての植物に存在する成分であり、苦味や渋味、そして色素のもととなるものです。

そんなポリフェノールに共通しているのが抗酸化作用です。
活性酸素の働きを無害化する作用があり、シミやシワの他にも動脈硬化などの予防効果が期待できるとされ、何度もお茶の間で効能について語られています。

ポリフェノールの種類

そんなポリフェノールですが、上でも紹介したように5000種類以上あり、それぞれ特徴や含まれているものが異なります。
例えば、ブルーベリーに含まれているポリフェノールはアントシアニンと呼ばれており、眼精疲労の回復にも効果があるとされています。
なお、ブルーベリーを食べると視力が回復するというのは科学的に根拠がないとはっきり証明されました。

他にも、ワインに含まれているのは上で紹介したアントシアニンの他にもレスベラトロール、タンニンなどが含まれています。
これらは基本的にぶどうの皮から採取できるものなので、ぶどうを潰して作るワインからは豊富に摂取できます。

また、日本の飲み物でも緑茶はタンニンやカテキンと呼ばれるポリフェノールが多く摂取できます。
飲む日焼け止めの他にも、抗酸化作用のある成分が含まれているものは多いのです。